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アルナーチャラ―神への道3旅の終わり

 帰って来たね。やっと思い出したね。
 ずっとずっと、待っていたよ。

 
 甘くささやく声。
 世界はうたかたの幻、リーラ、神様の遊び。

 遊びたがりの子供のような性格で、高等な哲学をさくさく語る。そんな私のギャップは、数限りない誤解と混乱の元となってきたけれど。
 私の自己認識は、「私って何かの精神病?」から始まったんだっけ。少しずつレベルアップして、ここまで来ちゃった。
 さて、どうしたものやら。


    2018.9.30アルナーチャラ登山道

 アルナーチャラのお山を周回する巡礼、ギリプラダクシナ。
 満月の夜は、特に御利益があるという評判が広まったせいで、日の高いうちからすごい人出になりです。
 噂の元は、映画「ムトゥ踊るマハラジャ」で、日本でも有名になったラジニカーント。彼が、アルナーチャラの熱心な信奉者ということで、一躍人気の聖地になったそうです。
 アルナーチャラは今でも、北インドではあまり知られていない聖地です。インドって広い!

 7年前に手術した私の膝では、ギリプラダクシナの14キロを歩き抜くのは厳しそう。私は、代わりにアルナーチャラのお山へ登ることにしました。ここでは、登山も巡礼。中腹のスカンダ―アシラムまでなら、何とか行けそうです。

 9月の未だ強い陽射しを避けて、日が傾くのを待って出発。
 計画では、スカンダ―アシラムまで40分で上り、街を見下ろす岩の上でひと休み。そして、ギリプラダクシナの巡礼のメイン、アルーチャレシュワラの大寺院まで20分、まっすぐ下る。後は、お参りしてアシラムへ戻る全2時間のコース。そんなに長くはないから、楽勝だろうと思いました。
 しかし、実際には、急な坂を休み休み歩いて、大寺院まで1時間半。暗くなる前にお山から下りられたのだけは、ラッキーでした。
 大寺院の周囲は、巡礼の善男善女であふれるばかり。まあ、予想通りですが。
 私は、門の外から本殿へ向かって合掌。中には入らずに、そのままアシラムへ戻る道を歩き出しました。足が痛くて疲れていても、道いっぱいの人の群れに流され、すっかりお祭り気分でした。

 日もすっかり落ちて、すてきなお月さまと一緒。日本ではちょうど、仲秋の名月でした。
 ちなみに大寺院へは、数日後にあらためてお参りしました。


2018.9.30山から大寺院

 雨が降る日が増えました。季節は10月。タミルではもうじき雨期なのです。

 私が傘を失くしたのは、日本からデリーまでのエア・インディアの機内でした。座席の傍に置いていたら、いつの間にか壊れてしまったのです。

 雨は、朝食前の早朝。次の日は午後のコーヒータイムの間。あるいは、夜遅くに降りました。
 私は、濡れずに済んで、すごくラッキー!?

 アルナーチャラ、アルナーチャラ、まるで私の都合に合わせて、雨を降らせて下さっているみたいね。
 もしかして、そういう遊び? だとしたら、私はもう気付いちゃったよ。
 そんなことを言うと、明日はずぶぬれになったりして。

 
 その翌日、ランチタイムの少し前から雨は本降りになりました。食堂へ向かう僅かな間に、ずぶぬれになるほど。
 それでも、私は楽しくて楽しくて、笑いが止まりません。

 もしかして、機内で傘が壊れちゃうミステリーも含めて、あなたのいたずら? 
 ちょっぴり困らせてから、力を見せつけるなんて、子供っぽ過ぎるでしょ。


 でも、その志そのものが、最高の恩寵、愛。
 降る雨に濡れて、愛を感じるのって、ステキ過ぎるよね。

 昔々、ラマナが、アルナーチャラに到着したときにも、雨が降ったと記録に残されています。
 ラマナが剃髪してアルナーチャラシュワレ寺院に入る、沐浴すべきその瞬間に降ったと。
 偶然、降った雨を都合よく解釈しちゃってる?と思っていたけれど…神様には、それぐらいできて当然。
 ああ、私もアルナーチャラの沐浴が終わったみたいです。

 私は、近所のスーパーでインド製の傘を買いました。スマホやパスポートが濡れたら困るので。


  2018.10.7ラマナアシラムの猿2

 サマディーホールでは、毎日、朝の6時から様々な祈りと歌が捧げられています。
 夕方6時から7時には、一般信者が南インド様式の、男女掛け合いの歌が歌われます。
 ラマナ作詞、またはラマナ監修の歌。タミル語やテルグ語の詞は難しいけれど、私も一緒に歌わせて頂きました。誘ってくださったSさんに感謝。

 帰る日の朝、一晩中降っていた雨で、街もお山もしっかり濡れていました。
 私は、誘われて素足で山道に分け入りました。ちょっとだけ。
 水を吸った岩々を踏みしめると、脈打つエネルギーが感じられる気がしました。
 
 私は心の中で抱きしめました。愛しいアルナーチャラを。
 これからは、離れてもずっと一緒です。

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テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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