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続:歴史をさかのぼって――精神のDNA

 分かっていることを追いかけていくと、分からない部分の存在がありありと見えてきます。宇宙の真の姿を探ろうとした天文学者が、暗黒物質の問題にぶつかるように。
 見えてこないものが、私を引き付けて止まないのです。

 
2017.4.4国分寺公園木蓮

 ギャーナ・ヨガ、知恵の道は「肉体が自分ではない」というアイデンティティーがモットーです。それでは、肉体のご先祖様なんて、今生だけの幻。どうでもいいものでしょうか。
 否、私たちが両親から、そして歴史書から多くを学んで育ってきたことは事実です。精神進化のDNAってありそう! 
 ちっぽけなこの星、この国、この両親を選んで生まれた意味を、私は知りたいのです。

 しかし、分からない。何が分からないかって、名字で辿れるのは、男子男系のみ。ぶっちゃけ、誰のルーツも源平藤原等々の大和王朝起源に辿り着くとしたら、1%の真実と99%のウソって感じかなあ……。
 でも、他の歴史、すなわち女系の歴史、失われた民の歴史って、どこにあるのでしょう。

 2015年、群馬で鎧を着た人骨が発掘されて、注目を集めました。この人物は、この地の王だったようです。側で妻子の骨も見つかっていて、そのDNAから、王は目が細くて背が高い弥生系、妻は目が大きくて小柄な縄文系だったと分かっています。縄文人が弥生人へ、敗者が勝者へ嫁ぐ。そのような婚姻は、一般的だったことでしょう。
 
 実は、女系優先のご先祖探しの分野があります。DNAのゲノム解析です。ミトコンドリアDNAが母親からしか伝わらない遺伝子だから、女系のご先祖の研究が、先に始まったのです。
 16万年くらい前に、アフリカにいた、人類共通の祖先に近いとされているミトコンドリア・イブ。7~10万年前に、数十~数百人の一団となってアフリカを出たご先祖様たち。
 縄文人は、アボリジニやタミル人に近い程度に、古い血統を伝える民であったという新説も聞きました。この場合の古いという意味は、コーカソイドとモンゴロイドが分かれる以前の特徴を多く残している、ということです。現代の日本人は、弥生人と縄文人の混血で、DNAの80%は弥生系らしいけれど、私の場合は?
 
 衝撃的だったのは、ホモ・サピエンスに絶滅させられたネアンデルタール人が、ホモ・サピエンスと交雑していたというニュースです。どちらも、ヒト=ホモ族ですから、ネアンデルタールとサピエンスと呼びましょうか。

 科学的な解説は、そちらの専門家に任せるとして、私は霊的進化に的を絞って、仮説を展開したいと思います。
 つまり、神話と科学を結びつけて解釈しちゃうっていうことで。


2017.4.4.国分寺公園つつじ

 ネアンデルタールとサピエンスが混血していると、何が問題なのでしょう。それは、弥生人と縄文人の混血と、どこが違うのでしょう。
 まず、どうして彼らは滅びたのでしょう。
 
 歴史書のウソ。私たちは、正しい方、優れた方が生き残って文明を発展させてきたというイメージを持っていると思います。しかし、歴史書は勝者によって書かれるもの。ナチスより国連! それは良いとしても、戦争で分かるのは、モラルの上下ではなくて戦闘能力の上下のみ。当たり前か…。私たち、正しい文明の下で幸福に生きているって信じたいけれど。
 永い永い歴史の中では、文化とモラルが高い民族の方が敗れて、好戦的な民族がその文化を取り込むという方が一般的でした。マケドニアがエジプトとギリシャの文明を取り込み、それがローマへと受け継がれていったように。秦の始皇帝も、モンゴル帝国も、軍事国家としてスタートしました。日本の武士政権もまた、軍事政権でした。

 失われた民であるネアンデルタールが、劣った種族だったと誰が言えるでしょう。彼らは、サピエンスよりもたくましい肉体を持ち、脳の容量も同等以上。分かっているのは、彼らが道具の進化に興味を持たず、物質文明を築かなかったということだけです。少なくとも、多数の動物を絶滅させながら世界へ広がったサピエンスよりも、平和的な種族だったことは確かです。

 また、ネアンデルタールは、喉の構造上、言葉を持たなかったと推定されています。
 当たり前だけど、コトバって何でしょう。コトバとは、音声を特定のモノと結びつけている記号です。そこには、或るモノを別のモノと区別し、抽象的に実在させるという働きがあります。共通のコトバ、仲間 、法律、社会、国家が実在するという共通幻想。それこそが、我々サピエンスの社会を成立させている、とも言えるのです。

 抽象的実在? 共通幻想? すなわちコトバこそがマーヤー。便利だけれど、私たちを深く深く縛っている鎖です。神のみが実在し、すべてはひとつであるという宇宙観とは、元々真逆のモノ。
 このマーヤーの、最たるものが名前です。真実の私=アートマン=ブラフマン、無限の神性に、本来名前などありません。ラマナ・マハルシが、ほとんど署名をしなかったことは有名です。
 裸のサドゥでない私達には、時間・要件・署名が無いと困るけど。印鑑も!?

 それでは、ネアンデルタールは、高い知性をコトバ以外の何に使っていたのでしょうか。それが、最大の疑問、そして仮説です。
 私は、彼らはテレパシーを使ってコミュニケーションを行っていたのではないかと思います。ウサギ君は、イメージを直接ぶつけて私と会話?してました。ヒトにできないはずはありません。動物とおしゃべりしていたことで有名なラマナも、賛成してくれそうです。
 つまり、ネアンデルタールは、霊的に進化した種族だったと私は推測します。もしかしたら、神の像を刻んだ古代人よりも。

 例えば、同じように道具を発達させなかったオーストラリアのアボリジニが、テレパシーを使う霊的民族であることは、知る人ぞ知る事実です。宗教の先進国インドは、再び独立を勝ち取りましたが、アボリジニやネイティブ・アメリカンの文化は、ほとんど失われてしまいました。霊的文化、テレパシーや予知能力等って、戦闘ではたいして役に立たないものです。(種類が違う?)欧米の超能力の軍事利用の研究も、現在は頓挫しているらしいですね。

 それではネアンデルタールの肉体能力は、戦闘や狩りで優位ではなかったのでしょうか。
 現在、ゾウ、ゴリラ、ホッキョクグマなどの大型の獣のほとんどは、絶滅危惧種です。実際問題として、小柄で集団戦法が得意な種族の方が、生存競争という点では強いのでしょう。ティラノザウルスなどの獣脚類の恐竜が、小鳥となって新しい時代を生き延びたように。

 結論として、敗者であるネアンデルタールが、霊的進化したすぐれた種族だったという仮説は、それほど的はずれではなさそう。テレパシーでは嘘や駆け引きがほとんどできないし(多分)、物欲も少ないとしたら、その知性・精神は、修行者のように純粋ではありませんか。

 ネアンデルタールの血統は、私たちに何をもたらしているのでしょう。もしかしたらそれは、半神の伝説と関わりがあるのかもしれません。
 巨人伝説。精霊の伝説。霊的メッセージを残して去って行った失われた民の伝説。

 異人種との交雑1代目、ハイブリッドが、両方の良いとこ取りで優秀になるのは遺伝学的事実です。ネアンデルタールとサピエンスのハイブリットが、神のごとく優秀だったという可能性はあり得ることです。
 サピエンスの言語能力と闘争心に加え、ネアンデルタールのテレパシー等超能力と、オリンピック選手を凌駕する身体能力を備えたヒトがいたら? 古代人から見て、彼はまさに神の血を引く超人に見えたかもしれません。ギリシャ神話、ギルガメシュ伝説等など。そのような少数派の遺伝的性質は、世代を重ねるとほとんど失われるけれど、DNAには痕跡が残されます。
 ひとつの証拠として、優れた超能力者を多く輩出する地域や民族があるらしいことが、知られています。ラスプーチンやブラヴァツキー夫人を生んだロシア、シャーマンやヒーラーなどの多い沖縄、青森等々。それは多分きっと、古い古い血統、霊的DNAです。

 世界各地に残る神話が、歴史の真実の断片を切れ切れに伝えているかもしれない。その血が、私にも流れているかもしれない。
 そう考えると、すごくワクワクしませんか。
 DNAは、生物学上のアイデンティティー。肉体がマーヤーだとしても、この形を精神の器として選んだ意味は、きっとあるに違いないから。

2017.4.7国分寺陸橋の富士

 ユーラシア大陸の東の端っこにある島々は、多分、ヒトが辿り着く最果ての地のひとつ。
 タミル起源? ロシア起源? 中国南部? 移民、落人、罪人…それらを受け入れ育んできたのが、この国の歴史なのかもしれないと、私は思うのです。そこに古い古い血統が残されているとしても、不思議ではありません。

 鏡の中の顔は何系? ときには、遠い遠い先祖の生き方に思いはせるのも悪くないかな。

 
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テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体

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Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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