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旅の記憶――その1

2015.10.5タージマハル1

2015.10.5タージマハル2

 旅は、デリーからアグラへ。タージマハルから始まりました。
 快晴。しかし、砂塵でかすかに煙る空の色。強い日差しと乾いた風は、私の知っている南インドとは全く異なる世界の匂いがします。そう、砂漠はそれほど遠くはないと伝えてくれる風です。雨が降ったのがはどれくらい前なのか、見当もつきません。

 シャー・ジャハーンの愛妃ムムタージの墓。国を傾けて作った、愛の記念碑です。この完璧な造形に、添える言葉は必要ないでしょう。
 声が聞こえるようです。
 天よ、地よ、すべてのものたちよ、聞いておくれ。私は、こんなにもこんなにも貴女を愛しているよ。愛しているよと。
 それは、愛しい人の墓前を花で飾る気持ちと、同じなのでしょうか。

 私は、この皇帝の両親のロマンスの方が好きです。二人が出会ったとき、彼女は臣下の妻でした。その才色兼備を愛した皇帝は、プラトニックを貫いて、臣下の死後に妻として迎えたそうです。その一人息子のジャハーンの初恋が、母方の従妹ムムタージ。きっと、母によく似た美貌だったのでしょう。
 ホントのワタシ(真の自我?)を愛して、愛し抜いてほしい。そんなプラトニック・ラブはいつだって、私のあこがれです。プラトンの説いた理想の愛とは、違う使われ方をしているのが残念な言葉なのだけれど。

 シャー・ジャハーンは、この壮麗なお墓への浪費を、息子にとがめられ、晩年は幽閉されてしまったそうです。
 傾国の愛。それは、庶民にとってはた迷惑なことは確かですが、幸福な愛なのかもしれません。

 気温は33℃ほど。しかし、白大理石の熱気は想像以上。(遠赤外線要らない…)。私は、日向でガイドの説明を聞いている間に軽い熱射病になり、早くもリタイア。先が思いやられました。
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プロフィール

Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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