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BON:死者の祭りの季節(オマケ付)

2015.7.25立川花火5

2015.7.25立川花火4


2015.7.25立川花火1

 幼いころ、キラキラ光る炎のフィラメントや、ストーブの覗き窓や、走っている電車や、そんなものに触れてみたくて仕方がなかったっけ。毒のある虫や魚、泥だらけの野良猫や犬、そんな、いけないものに触れたいように。

 炎!炎! 叔母の亡骸を炎の中に見送りました。

 何しろ、晩年を過ごした沖縄から、お墓のある東北の地まで移動してからの葬儀です。そして、お盆だからお坊さんはいっぱいいっぱいで、本葬は後回し。
 容赦ない猛暑。新幹線で集まる親族の都合も考慮すれば、火葬を実質的な本葬並にしちゃおう、というのも納得です。
 でも、お経が全くナシ…。
 
 般若心経の写経は、叔母さんの趣味だった筈だけど。ホントにそれでいいのかな。
 待てよ、ワタシ、マントラのCDを持っているじゃない! お坊さんから頂いた、今年のインド大使館のお祭りのニューリリースCD。


 ラマナ・マハルシお勧めのガヤトリ・マントラが入っているCDは、すっかり私のお気に入りになりました。その中に、日本のお坊さんの唱える般若心経も入っていたことを思い出したのです。

 しかし、「般若心経のCDを流す」という私の提案は、却下。
 宗教抜きのパーティーというのが、喪主の趣味だったようです。

 お葬式に、お参、お祈りにお経を唱えることの意味は、どこにあるのでしょう。お経なんて、日常生活、俗世間の生活には要らないと、みんな本気で思っているのでしょうか。儀式、祭り、宗教、祈り、すべて無意味だと。
 OK、すべてはマーヤー、幻想で意味なんかない。それは私もかつて歩いた道でした。それでも、コトバ、形、いにしえの伝統には意味がある、と今なら言えます。無意味な生命も無意味な人生もない。それと同じように。
 インドでは伝統的に、相応しいマントラ(お経)をジャパ(唱える)すれば、それだけで解脱もアリだと説いています。親鸞聖人、日蓮上人などが、お経を唱えるだけで解脱できると説いているのには、それなりの理由がある訳です。

 死んだ人に、実際に何が起こっているのか? 
 死者を仏さま、サマディーと呼ぶのは何故か?

 知りたいとは思いませんか。本当の自分を。肉体を失くしたその時には、自分が肉体でなく魂であることを理解できるから、成仏なのです。肉体を持ったまま、生きているうちに同じ理解ができれば、生前解脱すなわち悟り。
 どちらも、悟り、サマディー。
 旅立った人には、その境地、至福が見えるはずです。嗚呼、それはどれほどの喜び、光に満ちた世界か。だから祝福を!祈りを!魂が迷うことなく高きところへ、もっともっと高くまで飛んでいけますようにと。
 念仏や題目などを重視する他力本願は、私のような知恵の道とは別の道。違うけれど、行き着く先は同じ。そのような導きにも深い意義、役割があって、大切なのだということが、私には分かるのです。それ故に宗教抜きの葬儀が、歯がゆくて堪らない。

 しかし、それを親族の前で説く難しさといったら…。私は何の資格も超能力もないロクデナシ?だから。
―――ヒト(他者)に道を説く。それこそが、今回の私のテーマだったのかもしれません。

 悲しい。でも、至高のジャパは、心の中で無言で行うものだとか。お坊さんの一人も居ない野辺送りだけど、中身は無資格尼、隠れサドゥの私が居ます。読経もマトモにできない半端ものだけど、ちゃんと居るんだからね。

 色即是空 空即是色

 まやかしの入れ物なんかほっといて、宇宙の果て、無限の空の世界へ飛んでいけ。
 そこから見えますか。可能な温度、可視光線の範囲、可聴音域、風も湿度もす何もかもすべて揃って、これが我らの世界。マーヤー。なんて、ちっちゃくてちっぽけで、愛おしいんでしょう。

 目の前の炎にさえ、触れられないこの肉体では、宇宙の果てはおろか、隣の居住可能惑星までも辿り着けやしません。それを理解するのに十分な言葉さえありません。

 超新星の爆発は、線香花火より綺麗ですか。

合掌

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テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体

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Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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