FC2ブログ
   
07
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

夕焼け空を追いかけて

2015.7.15西国夕焼け

 改札口から流れ出る人の波が、そこでストップ。人々の足を止めさせたのは、こんな夕焼け空でした。
 駅も線路も半地下なので、見晴らし良好。遥かな空で、台風の匂いのする雲が踊っていました。

「どうしたの?」
「毎日通っていても、ちょうどいいタイミングで夕焼けが見えることは少ないんだよね」
そんな言葉が聞こえてきました。

 そして、手に手に携帯を持って、撮影会。ありふれたはずの帰宅ラッシュの風景が、なんだかほっこりです。

 私はひとり、そんな見知らぬ人々の笑顔を眺めていたら、フランクルの「夜と霧」の中の一節を思い出してしまいました。強制収容所で明日をも知れぬ人々が見た風景を。(サラリーマン=囚人?…俗世間に囚われ、疲れ果て?)

 あるいはまた、ある夕べ、わたしたちが労働で死ぬほど疲れて、スープの椀を手に、居住棟のむき出しの土の上の床にへたりこんでいたときに、突然、仲間がとびこんで、疲れていようが寒かろうが、とにかく出てこい、と急き立てた。太陽が沈んでいくさまを見逃させまいという、ただそれだけのために。・・・わたしたちは数分間、言葉もなく心を奪われていたが、誰かが言った。「世界はどうしてこんなに美しいんだ !」

 世界はどうしてこんなに美しいんだ!

 被害者が加害者になってしまう世界の残酷。ユダヤ人もISも。スピリチュアルの世界では、ユダヤ資本が悪玉だけどアインシュタインは善玉?みたいな説もあるけれど。善悪も、幸不幸も幻なのだけれど。
 それでもある瞬間、ふいに、多かれ少なかれ皆、神様のカケラであることを、感じてしまうのです。手を取り合って、夕焼け雲を追いかけた幼い頃のような、紅く染まった笑顔。それが街中にあふれている日には。

 子供のような無邪気さも、至福も、我らの本性。みんなみんな真実のカケラ。
―――最初っからそうだったよね。

 すべての病める魂たちが、手を取り合って、肩を並べて夕陽を見ることができる、そんな日が、いつかきっと来ると信じて。
 合掌
スポンサーサイト



プロフィール

Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR