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私は誰…41―マイナスの指導者

 素晴らしい人、素晴らしい教えに出逢って救われましたお話をするのは簡単でしょう。でもそこに至るまでには、まず最初に悲しい体験があった筈です。悲しくて辛くて、どうしようもなくて、救いを求めたのでは? 私の場合、その救いは外側にある本でもヒトでもなく、内なる真理だったのだけど。
 ヒトに不条理な苦しみ、悲しみを与える加害者は、修行を深めるきっかけを作って下さる方でもあるので、マイナスの指導者と呼ばれています。
 大切な役割を持っている方。マイナスの指導者のことを、どう語ったらよいのでしょう。

 PTSD(心的外傷後ストレス障害)という言葉は知っていたけれど、PTG(Posttraumatic Growth 外傷後成長)という言葉もあるんですね。それは、心の傷を乗り越えて精神的に成長すること。確かに物語、偉人伝、聖典で、主人公が様々な試練に出会い成長していくストーリーは、常に多くの人に感動を与えてきました。ずっと幸福でノンストレスの人生なんて、成長もなくてつまらないと誰でも知っています。
 私は、「この気付き」は「あの体験」から、というお話をできるだけ具体的に表現したいと考えています。生身のグルや座右の書への信仰(バクティ)に頼る習慣のない私にとって、このマイナスの指導者は特に重要だからです。

 只の悪口や愚痴に聞こえたら、私の未熟。取りあえず、時と共に十分熟成されたお話を。(時効?)
    2013花祭チューリップ

 私の職務経歴は不運の連続。神様も遊びリーラが過ぎるんじゃない?

 最初に就職したソフトウェアハウスでは新人研修から完全につまはじき。二年後に退職した頃には神経がボロボロでした。
 次の編集プロダクションでは、ゴーストライターとしてデビュー! の予定でしたが、製本会社のミスで出版停止。ついでに社内の片思いがばれて首。私の神経の状態?…想像通り。
 半年休んでやっと就職した小さな出版社でのお話です。

 編集部は私を含めて2人だけ。就職翌月のある日の朝、編集長は行方をくらましていました。傾きかけた出版社には、駆け出しの分際で編集長代理の私と社長と経理の3人だけが残されました。社長のご機嫌が良いはずはなく、社内の人間関係も最悪…。
 例えば、ストレスで震える手で書いたメモが汚いと罵られた日のこと。
「きれいな字を書こうと努力する気もないのか」
「その生意気な態度を治してやろうと叱ってやっている思い遣りも分からんのか」
「知っているぞ。見てないところでサボっているだろう」
(書道歴10年。綺麗に書けなくて本人がショックなのに。ストレスは病を悪化させるのに。病を必死に隠しているのに)。
 私は、カミングアウトの機会すらないまま、解雇されました。

 この種の誤解は悲しいことに、心や神経を病んだ多くの人が経験しているありふれた悲劇です。職場や家庭で。加害者は悪人でなくて、悪いのは無知だと分かっていても辛い。今も胸が痛くて。
 
 胸が痛いけれど、ごめんなさい。私の体験がありふれている、というのは半分間違いです。私に似たヒトは、居るようで居ない。私を分からなかったからといって、そのヒト個人を責めることはできません。
 博士でも社長でも人格者でも、心理学、禅、インド哲学の知識が在っても、実際に使えていない人ばかり。それがむしろ普通なのでしょう。心を開いて相手と(自分と)向き合う勇気が無ければ、真実は見つけられないけれど、その勇気を持つことこそがきっと難しい。
 私も、頭でっかちで生意気な学生とおんなじだと思ったんだよね。そういう人は多いから。ヒトの目に映る私はきっと、そのヒト自身の自画像なんだけど、それを告げることは、すごくすごく難しくて出来なかったよ。(心理学で他人を攻撃するのは、基本的にNG)。

 無知な人、悲しい人でいっぱいの世界。それがどんなに目上の人でも、私にとっては子供。私が守らなくちゃいけない私の子供のような気がします。それって生意気でしょうか。
 トラブルの度に言われるセリフ。
「何さまのつもり?」
 自分が何なのか、知りたかったのはわたし。
 私だってば!

 私の神経は、病が治った今でも基礎体力ゼロ。つまり根が神経質で、不正や不条理にはすぐムッとしちゃう弱さがあるけれど、きっと本当は誰よりも強い。何しろ天下無敵の慇懃無礼です。

 次に就職する会社のそばのヨガ教室で、ラマナの写真を目にするまであと少し。インドまで遠くて長い道のりです。
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テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体

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Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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