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私は誰…37―出会い①

 SFファンタジー映画が大好き。特にお気に入りなのは、不思議な体験を事実として登場人物が受け入れるシーンです。お定まりの疑いや拒絶、混乱。そうして、常識的な世界から未知の世界へとジャンプアップする瞬間の、無限の世界へと心が広がって行く感覚がとっても好きなんです。 
 ヒトが、自分が見たいものだけを見ようとするものであることは、心理学的事実です。悲しいことだけれど。不可思議を受け入れるのは、簡単なようで難しいに違いありません。それこそがインド哲学でいうマーヤー。心を縛る幻覚です。

 わたしのジャンプアップはいつだっけ…そんな「出会い」は?
 それは多分、死にたかった日のこと…。
2012年12月雪初体験2
初めての雪遊び


 死んでみたいなあ。
 私の死の感覚は、常識からどんどん外れて行ってしまいました。

 泣かせるドラマや映画は大嫌い! 誰かが死んじゃうシーンに弱くてボロ泣きです。だって、登場人物は「愛する人を永遠に失くした」と、本気で思い込んでいるのだもの。
 わたしは――私の場合、好きな人と別れ別れになっても、逝かれても泣きません。困ったことに、ホントのホント。

 道端から拾い上げて8年7カ月と24日、大事な家族だった犬の固くなった体を抱きしめた日も、涙一つ落とせなくて、困っていました。
 だって、どうみてもこれは抜け殻。本当のあの子は、消えたり去ったりしないと「知っている」。今度生まれてくるときは、絶対に人間に為れるって「予感がする」。何故なのかは知らないけれど。
――――それが唯一つの望みだったね。優しさだけが取り柄だったキミの。

 こういった根拠らしい根拠の無い確信が、ほとんどの場合正しいということを、今の私は知っています。

 大学時代、一人暮らしのアパートで飼っていた金魚。ご臨終を確かめて、サッとゴミ箱に入れようとして友人に止められたっけ。気が動転して血迷ったように見えたのでしょう。ゴメンね。
 本当に大切な「何か」は無くなることも別れることもないのだと、言えたらよかったのに…。悲しいドラマが幻想であるように。だって、実際の死者は至福の笑みを浮かべてるでしょう?

 日本では、死んだ人を仏様、つまり悟りを開いた方と呼びます。インドではサマディー(三昧)。どちらも、経典の知識に基づいた呼び名で、至福の境地に往かれた方って感じです。それでも、死が一番悲しいこと、忌まわしいこととされている現実は、世界のどの国でも変わりありません。

 訃報を聞いてウラヤマシイとか、死んでみたいとか…そんな死生観はマズいってば! そして自殺願望!? 早く死んじゃいたいと思うのと、早く解脱したいと思うのってオンナジでしょう? ダメかな…。「死」は辛くない。辛いのは生きることです。いつだってそうなのだけど。

 二十代のわたし。仕事も恋も友人も無くて、つまり誰からも必要とされていなくて(今も?)。「そんなことはないよ」と慰めてくれる優しいヒトこそが、私をまるっきり必要としていないということ。それって、見え見えの事実です。
 その日もそんな風に内側に呼び掛けていました。意識を無限のほとりに佇ませたまま、いつものように。

 この世界で私に出来ることなんてないよね。死ぬのってきっと素敵! 私はそれを知っている!!…何故知っているのかは分からないけれど、そんな気がする。
 高いビルから見降ろす風景も、指の中でキラキラするナイフも、なんて甘い…。
 
 返事は突然やってきました。
生きろと。

  アルプス3
 今のお返事、内側から?外側から?それともテレパシー? 

 「気」などと呼ばれる超常現象の力は、電磁波に近い科学的性質を持っているらしいという私の考えを、少し前の記事で述べました。
 このテレパシーらしきもの、SFとは少し違うような? あくまでも、私個人の乏しい経験の範囲ですが。

 ほとんどのSF作品では、テレパシーは電話の盗聴のようなイメージで表現されています。盗聴だったらアナログだし、共感性ゼロでしょう。
 私の体験の方は、受取るのはキラリと一瞬のみ。その後で、受け取った側の頭の中の材料で、文章やイメージが組み立て直されます。感情や映像などは再現して追体験。これは、デジタル情報の送受信に近いのかもしれません。そう、機材抜きの情報ナマ・ダウンロードって感じです。(一瞬で何ギガ?)

 こんな表現ができるようになったのも、コンピュータとデジタルが一般化した時代ならでは。この体験をした当時はアナログが主流だったので、私には当てはまる言葉が思いつきませんでした。

 取り敢えずこれ、テレパシーってことにしましょうか。便利なコミュニケーション・ツールですが、こちらに対応ソフトが無いと、化け文字だらけ?で意味不明になることも…。その辺も、デジタル送信ぽい! 完璧な追体験を伴うので、意識レベルが相応に近くないとコミュニケーションそのものが不可能です。

 ああ、人間の言葉ってホントに不便! 一瞬の情報を、どんなに長々と説明しても足りない感じです。なにしろ、このキラッに、感情、意志、説明等がすべて含まれていたのだから。
―――ちなみに、二十代の私にはインド哲学の知識がなかったので、肝心の説明は化け文字だらけで意味不明!!

「生きろ! お前は×○×○だから」
この×○×○は、私の側に対応する用語が無かったために伝わらなかった部分です。

 ソレは、私を「価値のある特別な何か」と呼びたかったらしいのですが、私は「自分自身を特別な人間だと思い込んでいる偉そうな奴」が大嫌いなので、ソコは考えないことにしました。

 この情報、そこがツボなのに? 自分が何者か、あんなに知りたがっていたくせに無視ってナニ?? 不心得者の最後のプライドを、どうか笑って下さい。

 ソレ(そのお方?)も、伝え難くて困っている気配でした。それでも、私をすごく買ってくれて応援してくれているイメージは伝わりました。
 うん分かったよ、ありがとう!
「生きろ! 生きるのが苦しいのはお前が×○×○」でも、やっぱり意味不明…。

 そして、このお話のホントのツボは、誰が「生きろ」と私に云ったのか、ということ。自己紹介も挨拶も全くなしに。
 私というエゴの枠が消え去る果て、あの海のほとりに、私以外の誰かが居るという気配はまるでありませんでした。私の知らない言葉と意志を持つとしたら、ソレは私であって私で無いモノ。

誰?

続きます。

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テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体

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Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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