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私は誰…34―離岸流

 本当に死ぬかもしれないって思ったことがありました。あれは、何年前のことだっけ。 

 松林を抜けた先の海は、遠浅。静かな波が、遠くからゆっくりと寄せていました。
 お盆過ぎ。日本海に臨む海水浴場は、もう日が傾き始めていました。

 私は一人水着になって、波に揺られたり泳いだり。泳ぎの苦手な姉は、ビーチで夕涼み。
 家から車で十分、気楽な海水浴のはずでした。

 サーフィンじゃないから、波は立たない方が良い。私は波静かな沖で、背の立つラインを選んで泳いでいました。海岸線に沿って。そのとき突然、高い波に包まれたのです。
 浅瀬なのかと足を伸ばしても、全然届きません。慌てて岸に戻ろうとしましたが、引きが強すぎてちっとも前に進みません。すぐ疲れてしまいました。
雄物川河口2

 抜けられない…。

 このまま、死ぬのかなあ。
 ああ、それもいいね。

 私は、自らの真我に問いました。
 今、此処で死ぬのは、正しい選択なのか。
 苦しいかな? それはたいしたことじゃない。

 それが今でいいのか、今生でこれからすべきことがあるのか、それが問題だ。
 私が為すべきことは、未だ見えない。けれど、取り合えず、あるっていうことにしてみようか。

 わたしは生きることに決めました。
 必要なことは泳ぐこと。それも普段の能力以上に! OK、それでは能力全開のためにクールダウン。即、完了。

 私は、一呼吸ごとに半分潜水し、思い切り身体を伸ばして水をキック。引き波に逆らって、無事にビーチまで泳ぎ着きました。
 姉は、波打ち際に茫然として立っていました。

 松林から海を振り返ると、真っ直ぐ沖に伸びている離岸流がはっきりと見えました。(なあんだ、横に泳げは良かったんだ)。
 海水浴場を示す旗のすぐ南側の遊泳禁止地区。新聞で確かめると、前日に中学生が二人溺れたポイントでした。(喚ばれた?)(-_-;)

 いざという時に冷静になること。能力を出し切ること。簡単なようで難しいのかもしれません。オリンピックにも国体にも行けなかった私だけれど、そこだけは一流選手に負けないかも…イイエ、普通のヒトから見たら、私ってかなり変!

 ラマナ・マハルシは、子どもの頃から異常に集中力のある方だったそうです。それは紛れもなく、瞑想修行に必要な才能、ギフト。(インド人なら前世の功徳と呼ぶのかな…。)

 集中して座れない人や落ち着きが無い人は多くて、それは能力不足でも、まして人格が劣る訳でもありません。昔は分からなかったけど…。
 集中力や自律神経のコントロールは、人それぞれ。スポーツ、ハタ・ヨーガ等の身体の修行でジャンプアップする例もよく聞きます。ギフトはなくても、努力OKの分野であることは、間違いありません。
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テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体

プロフィール

Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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