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私は誰…31―性を越えて

 遠い昔、電車に座って山の端に見え隠れする夕陽を眺めていました。
 田舎のローカル線は、古くなった車両が最後の余生を過ごす場所。奥羽山脈を4回スイッチバックして抜けるその路線も、そんな所の一つでしょう。シャンデリア風の灯りはすっかり色褪せ、木の背もたれの椅子は堅く、ドアも窓も手動。
 私は、東へ向かう電車の最後尾の車両で、最後尾の連結ドアを開けて、電車のお尻にちょこんと座り込んで夕陽を見ていたのです。
 危うい場所を好む私は、少女というより少年のようでした。2010年0623夕焼け

 男と女に関する人間関係は大問題ですが、自らの肉体の性と向き合うことはもっともっと重要な問題です。
 肉体の限界、精神の限界を見つめ、越えようとするならば。

 女は勝負事や争いに向いていません。私の中学・高校時代は卓球部で、毎日毎日、練習と試合の繰り返し。琴線の上で踊るような肉体と精神の限界が見えかけた頃の実感です。最後のインターハイですら実力を出せない同級生達の涙。勝負師になれる自分と、共感的な自分の間で引き裂かれそうだったわたし…あの時、どんな言葉をかければよかったのでしょう。

 女性の共感性・攻撃抑制の本能は、それほどに強いのです。スポーツマンとして成功する女性は、攻撃抑制をコントロールできる特別なタイプなのでしょう。
 一方、男性の攻撃性や競争心は、強い集中力で目標に突き進む原動力になるようです。優れた瞑想指導者に男性が多いのは、事実です。

 しかしホントのところ、女性の共感的な知性は瞑想に有利。初歩の修行に関しては、女性の方が進歩が早い、というのが私の実感なんです。(中級以上に関しては、私の経験データ不足)。男性はそれに気付いているでしょうか?
 瞑想とは自分を見つめること。攻撃的、競争的、論理的な男性型知性は外界へ向かい勝ち。共感的、感覚的な女性型知性は内向きなので、瞑想的集中を理解しやすいのです。
 考える、ではなく感じなくちゃね、と女のコ達は内緒話。肉体感覚に集中! やがて感覚が消え去った時、瞑想の初歩の安らぎが訪れる筈です。

 ヒトは男、女それぞれの転生を繰り返しながら完全な智慧の獲得を目指すのだとか。私は、直前の前世ではきっとオトコ! 女性作家には女が匂い立つような文章を書く人も多いのに、私ときたら文体を女らしくしても文脈がオトコ…ナイーブで理屈っぽい文学青年っぽいかな。少なくとも、私の脳のタイプがほとんど男性なのは心理学的事実でしょう。(ゲイの傾向は皆無だけど)。
 おそらく―――内なる真我の意思として、私は今生では女になって女を修行中。そうやって、女心が分からず女を馬鹿にする「偏り=カルマ」を修正しようとしているっていう気がします。

 ラーマクリシュナさんは女性を理解するために、女装して本当の女のように振舞ってみたとか。さすが、何でも体当たりのストレート派!
 仏様に性はないと云われているように、悟りを開いた方の精神は、男でも女でもなくてそれを超越しているのでしょう。

 私の「オンナ」修行は、今のところ道半ば。上野千鶴子さん(社会学者の中でも女性学の雄)をさくさく理解できるようになって、前世紀の文学青年の偏見を嘲笑う智慧を身に付けました。けれど、普通のオバサンと普通に世間話するのは未だ無理、というのがホントのホントなので。
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テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体

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Who‐kuちゃん

Author:Who‐kuちゃん
20世紀インドの大聖者ラマナ・マハルシ、聖地アルナーチャラとの深い縁を支えに、宗教も哲学も超えて行きます。真の自分をみつけるお手伝いが出来たらいいなあ。
私はわたし。
いつだって幸せ。

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